便利すぎるGoogle Tag Managerの実践編ということで、Amazonアソシエイト関係のバナーがクリックされた時にGoogle Analyticsにイベントを送信して計測できるように設定します。いわゆるイベントトラッキングというやつですね。
Amazon側のダッシュボードにもクリック数は表示されているものの、「どのページ」で「何」がクリックされたか全くわからない上、アレはAmazonJSとかカエレバのリンククリックを検知してくれないという致命的な弱点もあるのです。今書いてて思ったけどガバガバやないか。
タグマネージャーの導入がまだな人はGoogle Tag Manager導入編をみてね
必要な変数を追加
早速タグを作成・・・の前に、デフォルトだとクリックしたリンクの飛ぶ先を拾えないので必要な変数を追加。
左メニューの「変数」をクリックして、必要な変数にチェックを入れておきます。
同じく左メニューの「タグ」をクリック、新規作成を押したら画像のように設定。トラッキングIDはUAから始まるやつです。
カテゴリ・アクション・ラベルは一例なので、サイトの状況や自分の好みで決めてください。{{Click Text}}みたいなやつは、入力欄横のレゴブロックみたいなのを押せば出せます。
値は入力しないか1でいいです(ECサイトが売上金額を把握したい時なんかに使いますが、Amazonは紹介料率がまちまちなのであんま意味無いです)
配信するタイミングの欄は「クリック」を選択。トリガー設定のウィンドウが開くので画像のように設定して続行をクリック。
有効化のタイミングですが、なんでだか全部が選べないので「Page URL」「正規表現に一致」「.*」と設定します。(要するにあらゆるURLで有効ってことです)
最後に配信するタイミング。これでamazonのリンクをクリックした時のみイベントが送られるようになります。
ここまで終わったらタグを保存した後、右上の公開を押せば反映されます。お疲れ様でした。
Google Analyticsで結果を確認
設定がうまく行っていれば、Google Analyticsにてコンテンツ→イベント→サマリー から確認できるようになります。
はい、無事検知できました。
イベントラベル欄から何がクリックされたかが見れま・・・これは酷い(主に見た目が)。
このスクショは上の設定で{{Click Text}}としていたところを【{{Click Text}}】{{Click URL}}とした結果なので、スクショ通りにやれば多少はマシな見た目になります。
うちのサイトはカエレバの都合で上記の設定だと「Amazonでチェック!」って文字が送られてきちゃうので仕方が無いのです・・・。
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[…] GoogleタグマネージャーでAmazonアソシエイトのクリック数を計測する […]