AMPなる技術が今月24日に発表された、もといGoogleでの検索結果に対応の有無が表示されるようになったらしいですね。今後検索順位を決める指標になるとかならないとかでSEO業界がざわついてるようです。レスポンシブデザインは何だったんだよって気持ちで心がいっぱいです。
そもそもAMPって何?
ひとことで言うと、通信速度の遅いスマートフォン等でサイト表示を早くするためにGoogleが考えた技術のことです。(AMP =Accelerated Mobile Pages)
技術と言っても大したことじゃなくて、要するに「余計な装飾をなくせばデータ量減って早く読み込めるよね?」っていうものすごく単純な話です。
参考:AMP公式ページ
WordPressをAMP対応する
複雑怪奇なレスポンシブデザインとは相反して、AMPは対応するだけならめちゃくちゃ楽です。
だってプラグインあるし。
しかもこのプラグイン、Wordpressの生みの親ことautomattic社謹製です。
というわけでインストールすればもう終わりです。記事URLの末尾に/ampを付ければamp対応ページが表示されます。
うんうん、なるほど。
AMPプラグインの問題点
対応しとくと(今後)検索で優位になれると噂のAMPですが、このプラグインだけでのお手軽対応だと少々問題も起きるのでそれについて触れておきます。コードを少し足せばどうにかなるので、あとで改善方法も記事にしようと思います。
Adsense未対応
AMPって軽量化のために使用が禁止されているタグが色々ありまして、iframeもそのひとつなんですよ。するとどうなるのかというと、「Adsenseが表示できない」わけです。
当然Googleの収入源である広告システムを自ら潰すわけがなく、ちゃんと<amp-ad>ってタグが用意されています。元のAdsenseを<amp-ad>に置き換えるだけだと今度はPCで広告が消えるので少々工夫が要ります。(コードを2つ並べときゃ良いんじゃないかって思ってるんですが、怒られたら怖いのでとりあえず保留)
記事後コンテンツの消失
あともう一つ、サイドバーと記事の下の部分が丸々消滅するんですよね。特に関連記事が消えると直帰率が100%になるので本気でやめていただきたい。